ストレートネック(スマホ首)

目次

    1. ストレートネックとは
    2. ストレートネックの治療
    3. 自宅でできるストレッチ
    4. ●肩、首の症状のストレッチの注意点

ストレートネックとは

正常な人の頚椎の前湾角度が30~40度なのに対し、30度以下、つまり首が前に出すぎている状態のことを言います。

主な原因は、長時間のパソコン作業・スマホ操作です。慢性的なうつむき姿勢を取ることにより、首の生理的なカーブが失われ、ストレートネックになることが多いのです。

ストレートネックは、視力低下、慢性的な肩こり、頚椎ヘルニア、頭痛の原因となるため早めの診断、治療が大切です。

ストレートネックの治療

肩、首、肩甲骨まわりの筋肉をしっかりと緩めた上で、頚椎(首の骨、背中の骨)の調整をおこないます。

骨の調整法はいろいろありますが、当院ではボキボキしないソフトな調整法を採用しておりますので怖くありません。イメージとしては首のストレッチを受けているうちに頚椎も整っていくといった感じです。

程度のきついストレートネックや長期間の症状の場合は首、背中の骨だけでなく腰の骨や骨盤も影響している場合がありますので症状にあわせて治療させていただきます。

自宅でできるストレッチ

首と肩のストレッチはもちろんですが、大切なのは肩甲骨をしっかりと動かしてあげることです。


スマホで「首、肩、肩甲骨、ストレッチ」と検索してみてください。解説付きの動画がありますのでわかりやすいと思います。

●肩、首の症状のストレッチの注意点

(1)痛いところまでやらない

(2)呼吸を止めずにやる(伸ばすときにゆっくり吐いてください)

(3)反動をつけない

(4)伸びた感じがでたところでとめてやる(10~15秒)

(5)伸ばす筋肉を意識してやる