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●出産で骨盤がゆがむ理由
出産時には、リラキシンというホルモンの分泌により靭帯が緩んで、骨盤が開きやすい状態になります。出産後、骨盤は元の位置に戻ろうとしますが、身体のバランスが崩れていたり、悪い姿勢をとり続けたりすることで、開いたままになったり歪みが生じます。
元々筋力がある方は、産後の骨盤のゆがみが出にくい傾向があります。一方で、虚弱で筋力が弱い方は、片手抱っこやおんぶという荷重で、骨盤がゆがむこともあります。
●骨盤が開きっぱなしだと
骨盤が開くと、同時に骨盤底筋が緩むため、産後は尿漏れに悩む方が多くなります。この状態を放置することで体形の変化や腰痛・肩こり・頭痛につながってしまうことが多くあります。
●当院の施術
まず、姿勢の検査をします。脚の長さ、背骨のずれ、骨盤のゆがみなど現状を把握して頂きます。
次に、トムソン・テーブルを使い、骨盤のゆがみを矯正していきます。人により回数はことなりますが、8回〜十数回で安定的な矯正が可能です。
ずれやゆがみがひどい場合には、手技により、揉みほぐしを行ないます。また、筋肉量が低下している場合は、日常生活におけるトレーニングや、院内でのEMSによる筋肉強化もはかっていきます。
●いつからうけれる?
ご出産後2週間〜1ヶ月が経過していればお受けできます。帝王切開の方は傷が塞がってからご連絡ください。
1年以上経っていた場合でも、治療可能ですが、効果的な時期は、なるべく早い方が良いです。