目次
●来院までの経緯と初診時の症状
コンビニの駐車場で自分の車の横で友達と立って話
をしている時に 隣の車が急発進してサイドミラーが
肘の部分に引っかかったようになり体ごと持っていか
れるような姿勢になり負傷されました。
直後に病院に行きレントゲン検査等を行いましたが
、特に骨には異常はありませんでした。
病院で1か月ほどリハビリを行いましたが、変化が出
ないため当院に来院されました。起床時の左肘まわり
の痛みがあり、仕事中に重いものを提げた時の強く残
ってました。
日常生活ではペットボトルを上から持った時に痛み
、外側上顆炎と同じような症状が出ていました。
●治療メニュー
初診時には羽田野式ハイボルトを使って肘まわりだ
けでなく首回りや腰、骨盤回りなど悪いところを徹底
的に検査していきました。
事故の患者さんの場合は普段の単独のけがと違い、
車による大きな外力を受けているため痛みの出ている
所だけでなくまわりまでダメージが及んでいることが
多く、それが原因で治り遅くなっていることも多いた
め全身的に検査します。
2回目以降は炎症があるときには微弱電流で消炎、
ハイボルトや手技で筋肉を緩め痛みを取って可動域を
戻していきました。
●症状の経過
1か月くらいで起床時の痛みや首肩回りの重だるさ
は取れましたが、お仕事が鉄工関係ということもあり
、日々重いものを持つ回数が多いためもの提げた時の
痛みが取れにくく4か月かかりましたが最終的には痛
みも違和感もスッキリと取れました。
●さいごに
上でも書かせてもらいましたが事故によるけがは外
力が大きくはじめは無症状でも痛みや自律神経症状が
後から出てきたりする場合が多くあります。
そのため初期の段階できちっと全身の検査を行い、
徹底的に痛みがなくなるまでしっかりと治療を続け
ることが重要です。途中止めは絶対にいけません!
また状態を早く良くするためには
「 体の回復 > 日常の負担 」
の状態を早急に作っていかないといけません。
そのため当グループではかなり細かいところまで
生活指導をさせてもらいます。面倒に感じる方もお
れると思いますが、お互いに協力しあって体にとっ
ていい環境をつくりあげることこそが早期回復につ
ながります!
今通院しているところで全く変化の出てない場合は
転院や病院との併診も可能ですのでわからない場合は
お気軽にご相談ください!!